今から一気にタイムスリップする話ですが、3管プロジェクターを取り扱っていた時代かな?
世の中には4:3の比率のブラウン管テレビがいっぱい販売されていました。
専門店としてそんな時代に店頭で販売していた業務用モニターのSONY PVM-2054Qに遭遇してしまいました。
1994年製ですから今から29年前ですよ!
業務用モニターですのでもちろん、テレビチューナーありません。
後ろの端子はすべて英語表記です。
これ見てすぐ接続できる人はかなりのマニアックですね。
ビデオ入力端子は業務用で使われているBNC端子です。LINE1と2がそうです。
LINE3が懐かしのS映像端子です。下段はRGB/COMPONENTの切り替えです。
今どきの機器で接続できる機種を探す方が難儀しますが、S映像出力も映像出力もコンポーネント出力もある。
SONY RDZ-D50を引っ張り出してきてテストしました。
なんとこの子は2005年製のMADE IN JAPAN 日本製はもちが良いのかな?廃棄しなくて良かった!滅多にないけどこういう時に役立つんです。
通常の映像出力でDVDの映像を確認して、その後はコンポーネントを確認する事にしよう。
で、倉庫からBNC~BNCの映像ケーブル引っ張り出してきて~
カラーバー確認。色むらなく良好です。
LINE AにBNC端子からRCAビデオの変換プラグを接続して、コンポーネントはBNC接続
コンポーネントに切り替えたとたんに映像が乱れました。
うーんこれはまさかの故障と思いきや、RDZ-D50はハイビジョンなのでD3出力になっていただけでした。
D1に切り替えたらLINEAよりも精緻でシャキッと感が加わりました。
CONPONENTですから色の数も増えますね。
メニュー画面が出て操作も一通り出来ました。
説明書が無いのでナゾの設定もあるのですが、誇張の無い映像表現です。
『なにも足さない、なにも引かない』サントリー山崎の宣伝文句がぴったりですね!
調整は手前にあるツマミで行えます。
全体的に色が浅めなのでCHROMAをややプラスにするといい感じになります。
当時の標準価格を調べたら250,000円(税別)
気になる方はこちら検索してみてください。
ブラウン管テレビなんかはゴミだよ!という人もいればレトロゲームブームで程度の良いブラウン管テレビを探している人もいるんです。
最近有機ELテレビにアナログ接続したプレステちょっとプレイした事があるんですが、ボタンを押したのに反応が遅れるんですよ!
レーザーディスクやVHS、ベータ、8㎜ビデオ、かつての映像ソフトを最近の大画面テレビに映した時になんで『こんなに画質悪いの?』と思われた人もいるでしょう!そんな方にはブラウン管テレビが丁度いいんですよ!
近いうちにオークション出品します。
今、店舗でいろいろテスト中ですので、ご覧いただけます。
気になる方是非ご来店ください。
私はおススメはしません。
奥行きがあって設置場所も考えてしまいます。30年選手ですしね。いつ壊れるかもしれません。
新しいテレビの方が良いに決まっています!
いろいろな機器を渡り歩いた。わかる人だけですね~