かねてからタクトシュトックの担当様より話を聞いていました、increcableのビジュアル機器に有効だというEBV-3をお借りしました。
メーカー名がMr.インクレディブルと間違えそうで、ビジュがルービックキューブのようなジャイアントロボのコントローラーのようなちょっと今まで見たことのないインパクトがあります。
ノイズ対策として、CHORD COMPANYのGroundARAYや仮想アースのSAEC SGS-100等体験してきましたが、どこにも属さないようです。
ノイズ対策にいろんなアプローチがあるものだと新しい試みの製品に驚いています。
ノイズの種類によって機器の選択が出来るようにラインナップされています。
ボディの色でノイズ対策の種類が異なります。
今回ご紹介するEBV-3はiEARTHとネーミングされ空き端子のHDMIに挿して使用するもので、全てのセットで電源は必要としない製品です。
箱のサイズはW220×D160×100Hです。早速開封し説明書通りに組み上げます。
短いジャンパーリンクケーブルを真ん中の端子(静電気ポール)よりINPUT端子(左右どちらでも可)に接続し、長いジャンパーリンクケーブルはLINK間に差し込みます。
ボディ中央の金属部分を機器に接触するように設置するのがベストです。
このアースボールが静電気を集めるECコネクターと繋がっています。
機器に直接置いても構わないようですが、ポジショニングパッドを敷いた方が機器に負担をかけないようです。
手持ちのOPPO UDP205に設置してみます。
以上で設置は完了です。
4K UHDディスク、ブルーレイ、DVD audio、SACDマルチ等一通り視聴した感想は映像にパワー感が増し、音はワイドレンジになり、楽器、ボーカルの立ち方や奥行き感も増す感じです。
物凄く変わるイメージがありましたが、再びEBV-3を取り外すと元のUDP205に即座に戻ってしまう。
『ナンだこれ!?』がファーストインプレッションでした。
この衝撃は初めてWELLFLOATのDouble4548にVictorのDLA-V800Rを設置してみた時を思い返しました。
悪い虫が働きMagnetarのUDP900とVSしてみたらどうだろうと試したところOPPO UDP205+EBV3はかなり健闘していてUDP900に迫る勢いを感じました。
設置して直ぐ効能は現れますが、時間が経てば経つほどEBV3は良くなっていく感じもあります。
VictorのDLA-V800Rでも試しました。
こちらも効果は感じましたが、最初にUDP205とセットで視聴した印象が強かったです。
機器の金属面にECコネクターを接触させた方が良い感じがしますが、HDMI端子を接続するだけでも効果を感じましたので、プレーヤーをラックに収納させて上に置けない場合も近くに置けばよろしいかと思います。
他に使い道としてAVアンプの空き端子に接続しても効果あると思いました。
こちらのセットはお客様貸出用をお店で試したので良い体験をさせていただきました。
8月にはアナログターンテーブル専用モデル(EBP-3)や(EBA-3)も発売されますのでアナログファンの方は注目されても良いかと思います。
展示導入、又はイベントを考えています。
ig