AIM HDMIプレミアムリファレンスケーブルR2 VS レーザーケーブルLS10 Part2

というわけで、少ない時間の中PIONEER BDP-LX88→SONY VPL-HW60の間に
PAVA-LS10とPAVA-FLR02MK2との比較をインプレします。

映像のみの比較なのであえてAVアンプなどは経由させません。
自分がいつも画質の比較に利用している『オブリビオン』チャプター3から

まずレーザーケーブルのLS10

雪山をバックにしている明るいシーンですが、まばゆいばかりのホワイトピークに特徴あります。

続いてR2です。

まぁこんなPC上のデジカメ撮影でははっきりわかってもらえませんでしょうけど、R2はLS10に比べて明るさという点では少々劣りますが、コントラストははっきりする方で、アップのトム・クルーズの髭も細やかです。

おなじくチャプター3の洞窟内でのシーンでまずはLS10

続けてR2です。

おっ!と思ったのは暗い中での解像度が高く、この後埃が舞い上がるシーンでは埃の一粒一粒が精緻に再現されている事、なるほど恐れ入りました。技術は進歩していますね。

お客様が帰り際に『借りなければ購入はありませんでした』の言葉に納得させられます。

今までにレーザーケーブルが自分の中で一番かと思っていましたが、良い意味で裏切られましたね。

レーザーケーブルは特性上、長尺であっても理論上画質劣化はありませんがウィークポイントがあります。

それは解像度3840×2160/60P(4:2:0 8bit)までの対応とAVアンプやテレビ等に接続して連動する仕組みのHDMI CECやARCには対応していません。
つまり4Kブルーレイの時代に突入すると信号を通してくれなくなります。
4K60P 4:4:4 24bit(18Gbps)に対応したR2はこれからの時代を見据えた、リファレンスケーブルかと思います。

PAVA-FLR10MK2の標準価格は315,000円(税別)です。ちょっと手が出にくいですかね。
短いケーブルで良さがわかってきたら長いのも良いかもしれません。
しかし、長尺になればなるほど、メタルケーブルは伝送損失が悪くなるので、レーザーケーブルの改良型が出てこないかなぁと心待ちしています。

映像での比較が出来たので今度は音の比較をしようと思います。今日はこのへんで!