AIM HDMIプレミアムリファレンスケーブルR2 VS レーザーケーブルLS10 Part3

なかなか時間がなくて書き込み遅くなりました。

前々から視聴機の依頼をかけていたCAMBRIDEのユニバーサル機CXUが届きました。

こちらをPRIMAREのSPA23にレーザーケーブルとR2で接続して聞き比べしました。

映像が入るとそちらに気をとられてしまうので、映像は映さずに普段聞きなれているCDで試聴しました。

評論家ではないので、巧妙に文章にする事が出来ませんが、私の耳ではレーザーケーブルの方が情報量が多く、R2より好ましく感じました。

エイムの営業担当者にこの感想を伝えると、R2の開発は映像をいかに今までより良くチューニングをした物であるという事でした。

誤解しないでいただきたいのですが、R2の音が悪いと言うわけではありません。

映像と音声が一緒に出てきた場合の感想は又違うと思います。

もしも予算があって、設備が伴うのなら映像にR2、音声にレーザーの組み合わせも良いかもしれません。

来週のJVCのイベントの終了まで、R2の貸し出し期間を延長してもらいました。

CAMBRIDE AUDIOのCXU,AIMのR2,新しい製品の組み合わせでイベントを考えています。

予約の空きはまだありますので、是非ご参加下さいね。

 

AIM HDMIプレミアムリファレンスケーブルR2 VS レーザーケーブルLS10 Part2

というわけで、少ない時間の中PIONEER BDP-LX88→SONY VPL-HW60の間に
PAVA-LS10とPAVA-FLR02MK2との比較をインプレします。

映像のみの比較なのであえてAVアンプなどは経由させません。
自分がいつも画質の比較に利用している『オブリビオン』チャプター3から

まずレーザーケーブルのLS10

雪山をバックにしている明るいシーンですが、まばゆいばかりのホワイトピークに特徴あります。

続いてR2です。

まぁこんなPC上のデジカメ撮影でははっきりわかってもらえませんでしょうけど、R2はLS10に比べて明るさという点では少々劣りますが、コントラストははっきりする方で、アップのトム・クルーズの髭も細やかです。

おなじくチャプター3の洞窟内でのシーンでまずはLS10

続けてR2です。

おっ!と思ったのは暗い中での解像度が高く、この後埃が舞い上がるシーンでは埃の一粒一粒が精緻に再現されている事、なるほど恐れ入りました。技術は進歩していますね。

お客様が帰り際に『借りなければ購入はありませんでした』の言葉に納得させられます。

今までにレーザーケーブルが自分の中で一番かと思っていましたが、良い意味で裏切られましたね。

レーザーケーブルは特性上、長尺であっても理論上画質劣化はありませんがウィークポイントがあります。

それは解像度3840×2160/60P(4:2:0 8bit)までの対応とAVアンプやテレビ等に接続して連動する仕組みのHDMI CECやARCには対応していません。
つまり4Kブルーレイの時代に突入すると信号を通してくれなくなります。
4K60P 4:4:4 24bit(18Gbps)に対応したR2はこれからの時代を見据えた、リファレンスケーブルかと思います。

PAVA-FLR10MK2の標準価格は315,000円(税別)です。ちょっと手が出にくいですかね。
短いケーブルで良さがわかってきたら長いのも良いかもしれません。
しかし、長尺になればなるほど、メタルケーブルは伝送損失が悪くなるので、レーザーケーブルの改良型が出てこないかなぁと心待ちしています。

映像での比較が出来たので今度は音の比較をしようと思います。今日はこのへんで!

 

AIM HDMIプレミアムリファレンスケーブルR2 VS レーザーケーブルLS10

昨年末、SC-LX89のイベントの時にお借りしていたAIMのPAVA-FLR02MKですが、その時の印象を書きとめておきたいと思います。

イベントの時にはPIONEER BDP-LX58 → FLR02MK2→SONY KJ-55X9200C(映像のみ) と接続していました。
それまでは、FLRの一つグレードの下のタイプのFLSで接続をしていました。

PAVA-FLS015です。標準価格44,000円(税別)

まずは見た目のイメージはケーブルが太いFLSの方がよさげに見えます。
端子の部分とケーブルを比較しました。

上がFLS下がFLRMK2です。

横にして撮影してみました。うまく撮れなくてわかりにくいですがFLRMK2の方が細くしなやかです。

FLSの接続時にはケーブルが太く、硬いので取り回しに気を使ったのと、プラグ自体が重くて自重で抜けかかる事もしばしばありましたが、そのような心配はなく楽に安心して配線できました。

PAVA-FLR02MKに取り替えてみました。

実際に出てきた映像を比較しましたが、55インチのテレビでも明確にわかるほどFLSに比べFLRMK2の方がきめ細かく、暗部と明部の差も大きく感じました。
そりゃ高い分だけの事はあるとその時は漠然と思っていました。PAVA-FLR02MK2 標準価格115,000円(税別)
当然ですよね。
FLRMK2の前にRシリーズがありました。PAVA-R02 標準価格100,000円(税別)
RやFLSが発売された時期より後にHDMIレーザーケーブルが発売されました。

プロジェクターユーザーにはケーブルの長さで信号劣化しないレーザーが有利です。

送信機側と受信機側の方向が決まっていて、逆接すると映像が信号が伝わりません。

PAVA-LS10との比較もしているのですが、レーザーケーブルの方が優位に感じていました。

大画面プロジェクターではレーザーケーブルのPAVA-LS10との比較はどうなのだろうと、ずっとチャンスを伺っていたのですが、イベントも終了したのでお借りした物を返さないといけません。
一度返却した後に、お客様がAV雑誌のうわさを聞きつけて相談を受けました。
貸し出しの要請をしたところ快く受けていただいて再びお借りしてお客様に貸し出しをしました。
当店で4Kプロジェクターをご購入いただき、既にレーザーケーブルを持っている方です。
貸し出しして3日程経過したら、注文いただきました。レーザーケーブルとの比較をお客様なりにされた感想を聞いてみると、それぞれに良さがあり違う味がするという。

返却までにあと一日あるので、じっくりインプレします。

今日はこの辺で   ig

 

AIM電子のレーザーケーブルを借りてみました。

前々から興味を持っていたAIM電子のレーザーケーブルを借りてみました。

正式の出荷品とは外観が違うと思います。

お借りしたのが10mと長尺のものです。ケーブル部分は非常に硬くて曲げに強いのが特徴です。

このケーブルには方向性があり、送信側に電源を供給する為のDCジャックがあります。

実際にはテストの為にこのケーブルに電源を供給しなくても映像は映し出されました。

AIM電子の担当の方に伺ったら『動作が不安定な場合にお使い下さい』とのことです。

ケーブルの先はUSB端子になっていていました。(本出荷品は仕様が変わっているかもしれません) 

こちらのケーブルは4K信号を安定して伝送可能としケーブル内部は光ファイバー、コントロールには専用ケーブルを使うなど画期的な仕組みとなっており、長さのラインナップも以下のとおり

AVC-LS-015(1.5m)⇒希望小売価格105,000円(税込)

AVC-LS-03(3m)⇒希望小売価格115,500円(税込)

AVC-LS-10(10m)⇒希望小売価格136,500円(税込)

AVC-LS-15(15m)⇒希望小売価格157,500円(税込)

AVC-LS-20(20m)⇒希望小売価格178,500円(税込)

AVC-LS-30(30m)⇒希望小売価格199,500円(税込)

AVC-LS-50(50m)⇒希望小売価格220,500円(税込)

AVC-LS-70(70m)⇒希望小売価格252,000円(税込)

AVC-LS-100(100m)⇒希望小売価格294,000円(税込)

長さが長くなればなるほど、従来の線材では高額になるのに対してこちらのレーザーケーブルはそれ程金額が変わりません。

通常ホームシアターで使用する場合の実用的な長さは10mぐらいまでがほとんどでしょう。出来ればラインナップに7mも欲しいところです。

まずはOPPO BDP105(解像度はソースダイレクト)からダイレクトにSONY VPL-VW1000ESに入力してみました。

いつも見ているデモディスクで確認しましたが、S/Nが良くて好印象でした。

通常のメタルケーブルであれば長さによる損失がありますが、レーザーケーブルであればその心配も無く安定した映像を供給できるでしょう。

一番の関心だった4K動画の伝送を試してみました。

ちょっと反則っぽいですが、1/18日まで期間限定で展示しているKD-84X9000で流しているREAL 4Kのコンテンツが入っているPCからVPL-VW1000ESへこのケーブルを使用して映像を確認しました。

映しだされた映像は圧巻でした。

パンドラの箱を開けてしまったとでも申しましょうか。とても言葉では表現できない映像にスタッフ一同釘付けになってしまいました。

この映像がパッケージメディアになるのは何時の事やら?今後の動向が非常に楽しみです。

今回は音声でのテストは試していませんが雑誌などでは音も良いとの事です。今度借りる事が出来たらチェックしたいと思います。

これからホームシアターをお考えのお客様に是非ともオススメしたい逸品です。 ig