前々から興味を持っていたAIM電子のレーザーケーブルを借りてみました。
正式の出荷品とは外観が違うと思います。
お借りしたのが10mと長尺のものです。ケーブル部分は非常に硬くて曲げに強いのが特徴です。
このケーブルには方向性があり、送信側に電源を供給する為のDCジャックがあります。
実際にはテストの為にこのケーブルに電源を供給しなくても映像は映し出されました。
AIM電子の担当の方に伺ったら『動作が不安定な場合にお使い下さい』とのことです。
ケーブルの先はUSB端子になっていていました。(本出荷品は仕様が変わっているかもしれません)
こちらのケーブルは4K信号を安定して伝送可能としケーブル内部は光ファイバー、コントロールには専用ケーブルを使うなど画期的な仕組みとなっており、長さのラインナップも以下のとおり
AVC-LS-015(1.5m)⇒希望小売価格105,000円(税込)
AVC-LS-03(3m)⇒希望小売価格115,500円(税込)
AVC-LS-10(10m)⇒希望小売価格136,500円(税込)
AVC-LS-15(15m)⇒希望小売価格157,500円(税込)
AVC-LS-20(20m)⇒希望小売価格178,500円(税込)
AVC-LS-30(30m)⇒希望小売価格199,500円(税込)
AVC-LS-50(50m)⇒希望小売価格220,500円(税込)
AVC-LS-70(70m)⇒希望小売価格252,000円(税込)
AVC-LS-100(100m)⇒希望小売価格294,000円(税込)
長さが長くなればなるほど、従来の線材では高額になるのに対してこちらのレーザーケーブルはそれ程金額が変わりません。
通常ホームシアターで使用する場合の実用的な長さは10mぐらいまでがほとんどでしょう。出来ればラインナップに7mも欲しいところです。
まずはOPPO BDP105(解像度はソースダイレクト)からダイレクトにSONY VPL-VW1000ESに入力してみました。
いつも見ているデモディスクで確認しましたが、S/Nが良くて好印象でした。
通常のメタルケーブルであれば長さによる損失がありますが、レーザーケーブルであればその心配も無く安定した映像を供給できるでしょう。
一番の関心だった4K動画の伝送を試してみました。
ちょっと反則っぽいですが、1/18日まで期間限定で展示しているKD-84X9000で流しているREAL 4Kのコンテンツが入っているPCからVPL-VW1000ESへこのケーブルを使用して映像を確認しました。
映しだされた映像は圧巻でした。
パンドラの箱を開けてしまったとでも申しましょうか。とても言葉では表現できない映像にスタッフ一同釘付けになってしまいました。
この映像がパッケージメディアになるのは何時の事やら?今後の動向が非常に楽しみです。
今回は音声でのテストは試していませんが雑誌などでは音も良いとの事です。今度借りる事が出来たらチェックしたいと思います。
これからホームシアターをお考えのお客様に是非ともオススメしたい逸品です。 ig