テレビシアター導入事例です。

「二人いた子供がそれぞれに新生活を始めて、2Fの子供部屋をひと部屋にしてテレビシアターをやりたいけど、何をどうしたらいいのかわからない」
とご夫婦でご来店されてご相談を受けました。

ご主人は音楽も趣味で聞かれていて、アナログプレーヤーやプリメインアンプ、JBLのスピーカーをお持ちで

「これを生かしてどうにか出来ませんか?」
「わかりました。一度訪問させていただいて現物を見てお話を進めましょう」

という事になりました。
お手持ちの機器を確認したところ、スピーカーやアナログプレーヤーは30年以上は経過していて、今のシステムに組み合わせるのは難しそうなので、すべて下取りしリプレースする事になりました。

別部屋に鎮座しているJBLのスピーカー、手前にはモーリスギターがあるじゃないですか?
ラジオCMの『モーリス持てばスーパースターも夢じゃない!』を思い出しました。
アリスの谷村新司が言ってましたね。

アナログプレーヤーとアンプ、チューナー一通りチェックしましたが、アンプは接触不良、スピーカーはユニットにダメージがあり、アナログプレーヤーはアームが不安定でこのまま使うのは厳しそうでした。

設置するお部屋です。

お手持ちのREGZA 65インチを核に構想を練ります。
(写真は不自然に壁の色がおかしいですが、画像ソフトを使用して加工しています。)
テレビは壁掛をご提案したのですが、壁寄せ金具にして、手持ちのラックを移動する事に決まりました。

手持ちのラックの色に合わせて朝日木材加工のWS-WB850(木目)を選定、台座にセンタースピーカーを乗せる提案。
朝日木材加工のHPには取付後の寸法目安がわかるので助かりますね!


部屋のまん中に電源コンセントがあり、サラウンドスピーカーを天吊りにしてコンセント付近から取り出して、ついでに左隅にあるアンテナ端子も中央のコンセントに移設予定。


サラウンドスピーカーは天井裏に潜れることを確認し、埋込タイプをおススメしました。
リスニングポイントを考えますと、6畳間続きの12畳の中央からやや後方の場所が最適ですが、天井に大きく穴を開けるのをためらわれましたので、角度が付いた状態で設置できるDALIのALTECO C1をおススメしました。
元々は壁面にしか設置できませんが、天井面に設置する為の特別オーダーの金具で取り付けます。

配線が終わりスピーカーを取り付ける前の状態です。



取付後です。
色はホワイトにしましたので圧迫感は無いです。

お手持ちのラックはアナログレコードも収納できるのでそのまま使います。
ただ一つ問題が、ラックの奥行がないのでAVアンプが入りませんでしたが、背面のベニヤをカットして事なきを得ました。

新品で探してもこのようなラックは無いでしょうね。
下段にはレコードやアクセサリーが収納できる優れもの!
AVアンプはYAMAHA RX-A4A,アナログプレーヤーはTechnics SL-1500C(BLACK)をチョイス!


メインスピーカーはKEF Q550(ウォルナット),センターも同シリーズのQ250C(ウォルナット)サブウーファーはDALI SUBE9N

色味や全体のバランスを考えまして完成後はこんな感じです。
昔収集したレコードもよき音で聴けますね。
AVアンプのアプリから最近ご加入されたamazon musicも聞けてamazon prime videoもサラウンドで楽しめます。

40年ぐらい前の機器から一気に進化し、お客様も一通り願いかなった感じでした。

サウンドバーじゃ出ない音がでる!テレビシアター等のご相談はお気軽にどうぞ! ig

お買い得!『特選中古品』情報 DALI マルチパーパススピーカー ALTECO C1(BLACK) 2019年9月入荷!

多目的なスピーカーとしてシアター案件でよく使用しています、

DALIのALTECO C1(BLACK)が入ってきました。

真四角ではなく、台形になっています。

ユニットにダメージはありません。

イマーシブオーディオのアップフィリングスタイルはこんな感じでトールボーイスピーカーに上に置いて使用できます。

下に置いて使うか、壁にかけるかによってスピーカーの特性を切り替えるスイッチが付いています。

比較的きれいなのですが、Lチャンネルスピーカーの角に当て傷があります。


背面には壁に引っ掛けるためのダルマ穴があります。

前ユーザーが貼っていたシールの剥がし跡があります。

トップ部分にスピーカー配線ターミナルがあります。

正面から見るとユニットが下向きに角度がついていて壁面付けの場合、音が直接リスナーの耳に届きます。

付属品一式です。

元箱もあります。
現行の商品で標準価格50,000円(税別)

こちらの商品は販売済みです。完売御礼!

 

旧家リノベーションシアター!好きな物に囲まれる幸せ

新築物件ではありませんが、建築から100年以上は経過している旧家のシアター事例です。

古くからお付き合いのあるお客様の案件です。

納品前の下見の様子です。巨大な梁が何本も重なりうねうねとしていて、取付の難易度は非常に高いです。

スクリーンをどうやってどこにつけよう?汗💦

空配管や電気配線は予め打合せして、電源はオーディオ用のコンセントとAV用のコンセントと分けて配電されています。

プロジェクターをどうやってつけようか?配線は梁の上を留めていくしかありません。

元々2Fの屋根裏部屋だったので天井はとても低くて気を付けていないと頭をぶつけそうです。
メジャーで投射距離を測って梁の中央に何とか取付できる場所を模索していたら窓に近い部分がそこにつけなさいと言わないばかりの平坦な部分を発見しました。

映したい場所の中央ではなく少し左側にずれていましたが、プロジェクターのシフト機能を使えば何とかなるレベルなのでここへ取付を確定しました。

問題はスクリーンの取付場所ですが、打ち合わせの時に大工さんへ頼んで何とか平坦な木を梁を加工していただいて渡していただきました。
仕上げがバッチリです。

元々あまり高さが無いスペースなのでスクリーンサイズでかなり論議しましたが、画面の大きさを最優先して120インチで決定しました。

スクリーン取付後です。
プロジェクターの連動を考慮してトリガーのあるGRANDVIEW GEA-120HDWをチョイス

サイズの関係でセンタースピーカーは断念していただきました。
所有されていたJBL 4343をオーディオ用に、スクリーンを挟んでAV用にDALIのRUBICON 8を導入

スクリーンを降ろすと床の段差のある部分に丁度止まるように調整してあります。
サイズギリギリでした。
フロントトップチャンネルは DALI ALTECO C1です。
次はプロジェクター取付です。

サラウンドバックスピーカー(DALI ALTECO C1)をプロジェクターを挟んで取付

プロジェクターはSONY VPL-VW535です。
取付金具はなるべく高さの低い当店オリジナルを使用

プロジェクターからの光もこの視聴位置なら何とか被りません。

サラウンドもALTECO C1です。この角度が視聴位置にマッチします。

お手持ちの真空管アンプやアナログレコードプレーヤー、カセットデッキ他、AV用に新設のAVアンプ、marantz SR8012,4K UHDプレーヤー、PIONEER UDP-LX500、ブルーレイレコーダー SONY BDZ-FT2000、BS4Kチューナー SONY DST-SHV1

サブウーファー YAMAHA NS-SW1000 そしてレーザーディスク PIONEER CLD-HF9G

ブラインドを閉めると画面に集中できます。

余談になりますが、LPレコード、EPレコードの所有数はハンパないです。

これ知っていますか?知っている人はよだれが止まらないレア盤です。

ジャケだけでわかる人はかなりの通です。ヒント スネークマンショー

ついでにもう一枚。

こんなソノシートあったんですか?知らなかった・・・・

映像関係もレーザーディスクをはじめ、DVD,ブルーレイや私製録画の数々は過去に訪ねたお客様の中で一番多いのでないかと。。。
この棚だけでは収まりきれず、ほかの部屋にもあって懐かしのVHDディスクもありました。
マッキンの真空管アンプとJBL 4343Bの組み合わせでJAZZのレコードを視聴させていただきましたが、マロいです。
時間を忘れそのまま聞き入ってしまいました。

打ち合わせから、機器の移設、取付を5回ぐらいに分けて作業しました。
時間も費用もかかりましたが、満足いただいているようです。

『人間、いつ何が起こるかわからないから、生きているうちに楽しまないとね』

の一言が大変印象的でありました。思う存分楽しんでください。ig