ホームシアター探訪 究極のシアターを目指して!NET動画篇 AIM NAVを導入してきました。

以前のブログで紹介した、EDISCREATION Fiber Box3JPEM+SILENT SWITCH OCXO2 JPEMを納品したお客様がAIMから発売されたオーディオグレードのイーサコンLANケーブルに興味を示され、お貸出しをしたところからの内容をブログにまとめさせていただきます。

既にオーディオグレードのLANケーブル(CHORD CAMPANYのSIGNATURE)を使用していて、もう十分!この後何するの?というところまで既に到達されていた感はありました。

EDISCREATIONのFiber Box3やSILENT SWITCHという、徹底したノイズ対策が施された上流。その「出口」をプロスペックのイーサコンとAIM NAVで固めることで、さらなる解像度の向上を狙った点。

お客様の究極のシステム、Victor DLA-V90R LTDとMarantz AV10/AMP10
既に完成の域にあるこの環境に、さらなる『攻め』の一手としてAIMの最新イーサコンケーブル『NAVシリーズ』を提案しました。
EDISCREATIONの光アイソレーターやスイッチングハブの能力を、末端までロスなく引き出せるのか。
その答えは、意外な形で現れました。

貸出してしばらくしたら、比較用にアマプラのゴジラ-1.0のゴジラの咆哮を視聴しているんだけど、その時だけB&W DB4Sの後方の左からなにか擦れたような音がするので、診て欲しいと。
サブウーファーにトラブルがあるとにらんだのでサービスの者と2名で伺い、DB4Sを修理で預かるつもりでしたが、よくよく聞いてみると後方の右からも擦れ音が確認出来ました。
前に使用していたLANケーブルを交換するとその現象は出ないという事。

前方の2本は影響ないので何か違いが無いか模索していたところ、フロント側の2本は鉛インゴットを乗せて振動対策をしていたのですが、リア側は何も載せていないと気付いたわけです。
手でサブウーファーを押さえると擦れ音は無くなりました。

この結果を踏まえてお客様の出した結論は

Amazonプライム・ビデオでの視聴。
これまでと同じ音量、同じ設定でありながら、ゴジラの咆哮に伴う低域の「厚み」と「実在感」が激変。
映像の明暗差や奥行きも違いが感じられたという事。

B&W DB4S(4基)という贅沢な低域ユニットが、NAVの導入によって、より正確かつ力強く駆動された実録。ではないかと思います。

次に私が冗談のつもりでどうせならコンセントも変えてみたら?下流はもはや最上級。
上流にアプローチをかけてみましょうと提案。

壁面からFiber box3⇒Silent SwitchはNAV-010S×2 Silent Switch⇒APPLE TV4KにはNAV-010W

そして壁面イーサコンにはCANARE CPS-NE8Y6-B,お客様のかねてからの要望通り漆黒を目指すべくマットブラックのPanasonic プレート WTL7003BK,アンテナ端子もBLACKで統一しました。視覚も重要なんですよね。

施工前の状態です。ちなみに通常の5CFBでは満足できずアンテナケーブルにもこだわってOYAIDEのFTVS-510を切り売りでF型コネクターで当店で作成しました。
先述のSignature LANケーブルを振動や揺れに対して対策しているNCFブースターを使用されていました。

プレートは元々マットブラックでしたのでそのまま使用しイーサコン端子ががっちりとAIM NAVをホールドし、NCFブースターはここではお役御免になりました。

NCFブースターはクロックケーブル,電源ケーブル用に入替され、ケーブルはカチッとホールド感があがり、気分も上がる。
これ大事だと思います。Fiber Box3、Silent Switchは紫軍団に占領されました。

Apple TV 4Kに繋がっている電源ケーブル、HDMIケーブルもAIMの LS3を使用しこだわりを持っています。
ケーブルの重さでウイリーしてしまう為、錘代わりにヒートシンクを乗っけています。
奥に見えるのはEDISCREATIONのEBN-3です。

サブウーファー用に用意されたTG METALです。これも真っ黒


TG METALに余分な光でテカらないように暗黒面へといざないます。

これで、研ぎ澄まされた低音のビビりを改善できました。
B&W DB4Sの美しいグロスブラックの天面に、フェルトやスエードのような柔らかな素材で丁寧に養生された鉛インゴットが鎮座しています。
強力なピストン運動を力で抑え込むという、まさに「剛」の対策。
この「対策のビジュアル」を活かしたクライマックスが完成。
ここで終わらないのがこのお客様のストイックなところ。
ついでにリビングもイーサコン端子にして電源コンセントやアンテナ端子も黒くしてください。
という事で施工前が

この時点でもかなりこだわっているんですが、

木目調に黒という視覚的な効果もあがり、イーサコン端子にしたら音も映像も変わったというコメントもいただきました。
将来的にはLANケーブルの買い替えを視野に入れておられます。

テレビをまたいで隣のコンセントも交換しました。

コンセントも新しくなった事で、音質、画質UPの相乗効果もあるかも知れません。

DLA-V90RLTDのリミッターを外す!最高峰のプロジェクターであっても、上流の質でそのパフォーマンスが劇的に変わるという実感が持てた証だと思います。

AIMより最上級のNAXもお借りし店舗で比較していただきました。

比較すればNAXの方が上という実感もありましたが、今回は3本必要でありイーサコン端子でがっちり接続できるプロフェッショナルな方向にまとまりました。

NET動画の世界もまだまだ伸びしろを感じます。
もうこれ以上はEDISCREATIONから発売されたNET SILENT導入&上流を攻めてみる?

ショップとしても良い提案が出来たと思います。AV担当 井川

EDISCREATION Fiber BOXⅡ , Silent Switch OCXO “JAPAN STANDARD MODEL” インプレッション

ネットワークオーディオやストリーミングオーディオもこんな領域まで掘り下げて来たかと、驚かされる代物を体験してしまいました。

2021年1月に発足したばかりの輸入オーディオを取り扱う、タクトシュトックさんの担当者がサンプルを店頭に持ってきていただきました。


Ediscreation  Fiber BOXⅡ JAPAN STANDARD MODELです。

標準価格198,000円(税込)

外観の造りはしっかりしていて、GOLDMUNDをかなり意識している感じです。

一見して何する物?と思われるでしょう。

LAN端子INPUTに入れて出力させる、レコードでいうとフォノイコライザー的な物です。

内部で光電変換する事で不要な高周波干渉の分離をして信号伝送のジッターの悪影響を低減します。

具体的な使用状況を考えると、ネットワークオーディオプレーヤー又はNETFLIX等のストリーミング動画再生機の前に接続する用途ですね。

音が良くなるというのは何となくわかるのですが、ストリーミング動画(映像)については少し懐疑的でしたので、シアタールームに持ち込んでDP-UB9000の内部アプリのNETFLIXを立ち上げて『ブレードランナー2049』『パラサイト 半地下の家族』のワンシーンで確認してみます。

担当者いわく、電源を入れてすぐには効果がわからないというので、繋ぐ前に10分程エージング時間を置きました。

その間にいろいろと説明をいただきました。

『悪影響を及ぼすノイズを~~』『エンジニアがまじめに設計して~~』などピンとこなかったですが、接続を終えて同じシーンを繰り返し見始めたとたん、映像も音も全然違っています。

細かい音が数多く聞こえて映像はノイズが減ったせいか、奥行き感、明暗さも改善されたように感じました。

今まできれいだと思っていた映像、音声にノイズが混入していたんですね。


もう一つ高級なスイッチングHUBも試してみました。

Silent Switch DCXO JAPAN STANDARD MODELです。

標準価格187,000円(税込)

本来の使い方はFiber BOXⅡ後にくぐらせて各機器に接続するのでしょうけど、単体で使用しても効果は感じられました。

メタルプラグを採用したLANケーブルではアースにループを起こす事があり、システム全体に悪影響をもたらす事が知られているそうです。(私は知りませんでした)

そこで、入出力下にスイッチが設けられていて使用するケーブルによりグラウンドを切り離すことが音源を再生しながら簡単に行えます。

気になる方はHivi2021年8月号に掲載されるようですからチェックしてみてください。

Fiber boxⅡは店頭導入予定です。

オーディオアクセサリーというより、新カテゴリーオーディオコンポーネントと名乗った方がふさわしいと思いました。

ig